アル・ナスル移籍の可能性が報じられたナバス [写真]=Getty Images
サウジアラビアのアル・ナスルが、パリ・サンジェルマン(PSG)のコスタリカ代表GKケイラー・ナバス獲得に動くようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、これまでアル・ナスルの正守護神を務めていたコロンビア代表GKダビド・オスピナが、14日のアル・シャバブ戦で右肘を負傷。これを受けて、チームを率いるルディ・ガルシア監督がナバスの即時獲得を希望したと伝えられている。なお、オスピナは2月末まで不在となる見込みで、マドリードに飛んで診断を受けるとのこと。場合によっては手術実施の可能性もあるとされている。
また、ナバス自身はPSG退団を特に希望している状況ではないものの、アル・ナスルは獲得に動く場合、PSGで受け取る同等の給与をオファーする用意もあると伝えられており、PSGのルイス・カンポスSD(スポーツディレクター)もナバスを放出するのであれば、移籍金を受け取りたいと考えている事も併せて報じられた。
現在36歳のナバスは、2014年夏にレアル・マドリードへと移籍。2015-16シーズンからのチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献するなどしたが、2018年夏のティボー・クルトワ加入もあり、2019年夏にPSGへと移籍。2019-20には同クラブを初のCL決勝まで導いた。だが、ここでも2021年夏にジャンルイジ・ドンナルンマ加入があり、控えに降格。今季は全公式戦で1試合の出場に留まっている。
また、コスタリカ代表では2008年の代表デビュー以来、110試合に出場。2014年のブラジルW杯では、コスタリカ史上初の本大会ベスト8進出の立役者となった。その後の2大会でも本大会全ての試合でゴールを守っている。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド加入以降、次から次へと大物流入の噂が立つアル・ナスル。ナバスは欧州を離れ、サウジアラビアへと渡ることになるのか。
By サッカーキング編集部
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