伊東純也は右サイドで攻撃を活性化 [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン第24節が18日に行われ、スタッド・ランスとニースが対戦した。
現在リーグ・アン15試合無敗と好調をキープしているスタッド・ランス。今季序盤にウィリアム・スティル監督体制となってからは未だ黒星を喫していない。一方、今節の対戦相手であるニースもディディエ・ディガール監督が指揮を執るようになってからは5勝1分と負けなしをキープ。好調なチーム同士の対戦となった。スタッド・ランスの伊東純也は13試合連続のスタメン出場を飾っている。
試合は均衡した展開となり、前半はスコアレスで終了する。後半に入ると立ち上がりの53分、スタッド・ランスにビッグチャンスが到来。スルーパスで右サイドを抜け出した伊東がクロスボールを送ると、走り込んだフォラリン・バログンはフィニッシュまで持ち込めなかったものの、ボールをキープしてペナルティエリアに侵入。積極的な仕掛けが相手のファウルを誘発し、PKを獲得した。このPKはバログン自身がキッカーを担当。ゴール左下を狙ったシュートはニースのGKカスパー・シュマイケルに阻まれた。
73分には再びスタッド・ランス。ペナルティエリア左でシュートのこぼれ球を拾ったディオン・ロピーが右足を振り抜く。相手DFに当たってディフレクションしたボールに伊東が反応。足先で合わせたものの、ここもGKシュマイケルが立ちはだかった。その後はホームチームのニースが押し込む時間が続いたものの、なかなか均衡を破ることができない。試合はこのままタイムアップを迎えた。
新体制で負けなしチーム同士の対戦はスコアレスドローで終了。スタッド・ランスは2連勝こそ逃したものの、16試合負けなしをキープ。この結果、スタッド・ランスは1959年に“黄金期”のチームが作り上げた記録を塗り替えた。伊東はフル出場を果たしている。一方、ニースの連勝記録は「4」でストップした。
次節は26日に行われ、スタッド・ランスはホームでオナイウ阿道が所属しているトゥールーズと、ニースは敵地で南野拓実が所属しているモナコと、それぞれ対戦する。
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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