グリーズマンとエンバペの関係性に注目が集まっている [写真]=Getty Images
かつてアーセナルなどのクラブで活躍し、1998年のフランスW杯では優勝の歓喜を味わった元フランス代表MFロベール・ピレス氏が、同代表の新主将について言及した。21日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
フランス代表では長年キャプテンを務めていたGKウーゴ・ロリス(トッテナム)が代表引退したことで、キャプテンの後任に注目が集まっていた。そんななか、ディディエ・デシャン監督は、24歳のキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)に腕章を託すことを決断し、フランスサッカー連盟(FFF)は21日に同選手が就任したことを正式に発表している。
副キャプテンには32歳のアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)が就任したことも発表されているが、2014年のデビューからここまで公式戦117試合に出場し、長年同代表に貢献してきた同選手はこの決断に納得していないという。これを受け、フランス紙『Le Figaro』ではグリーズマンが代表引退を検討していることも報じられている。
エンバペが新キャプテンに就任したことについてピレス氏はフランス紙『レキップ』で「論理的な選択かって? 正直なところ、そうではないと思う。長年の貢献を考えると、グリーズマンが選ばれると思っていた」とデシャン監督の決断には驚いたことを認め、次のように続けた。
「私は驚いている。キリアンに対して何もないことは強調しておくが、これはアントワーヌへの敬意を欠いたものだと思う」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト