エンバペのクラブ批判について語ったガルティエ監督 [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるクリストフ・ガルティエ監督が、8日に行われるリーグ・アン第30節のニース戦を前にした記者会見で、フランス代表FWキリアン・エンバペがPSGのシーズンチケットのプロモーションビデオを批判したことについて語った。7日、フランスメディア『RMC』が伝えている。
エンバペは6日に自身のインスタグラムを更新し、ストーリー機能を用いてメッセージを公開。PSGが公開したシーズンチケットのプロモーションビデオに使用されている自身のインタビュー映像について言及し、「今回公開された映像に同意することはできない。僕は個々の肖像権のために戦っている。PSGは素晴らしいクラブであり、素晴らしい家族だけど、“キリアン・サンジェルマン”でないことは確かだ」と所属クラブが公開したビデオに苦言を呈した。
このことについてガルティエ監督は「自分自身を表現することは非常に難しい。これは明らかにキリアンとクラブの問題だ。キリアンは今朝、練習を行うのにとても良い気分だったし、彼は笑顔だった。経営陣とキリアンの間で多くの議論があったことは知っている。事態は解決したよ」と同選手とクラブの間で話し合いが行われたことを明かし、問題がないことを強調した。
また、次節ニース戦でのエンバペの起用については「今朝のトレーニングで臀部に違和感を感じていたので、キリアンは早めに切り上げたが、ニース戦の出場が危ぶまれることはないだろう」と説明した。
チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16での敗退や、リーグ戦では2連敗中と進退も危ぶまれるガルティエ監督は次節について「これは重要な試合だ。ニースは、多くの確実性と自信を持ったチームであり、難しい試合になるだろう。私たちは皆、もっとやらなければならないことを十分に認識している。また、もっと個性を示さなければならないし、多くのプライドも持つ必要がある」と対戦相手を警戒しつつ、意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト