鈴木唯人がストラスブールでのデビュー戦で初ゴール [写真]=Icon Sport via Getty Images
ストラスブールに所属しているU-22日本代表MF鈴木唯人が、フランスでのデビュー戦で初ゴールを記録した。
1月28日に清水エスパルスからストラスブールへの期限付き移籍が発表された鈴木。加入からここまでリーグ・アンではメンバー入りこそしつつも出番がなく、公式戦出場はBチームでプレーした45分間のみとなっていた。このような状況で迎えたリーグ・アン第31節のアジャクシオ戦、鈴木は3試合連続のメンバー入りを果たした。
試合は26分にケヴィン・ガメイロがPKを決めてストラスブールが先手を取ると、1点リードで折り返した後半にはムアマドゥ・ディアラが追加点を記録。75分には鈴木にとって待望の瞬間が訪れる。ガメイロとの交代でピッチに送り出され、トップチームでの初出場を飾った。
チームは直後に1点を返され、不穏な空気が漂ったものの、パリ五輪世代の日本代表“エース”が大仕事をやってのける。89分、ペナルティエリア手前右寄りの位置で味方からのボールを引き出すと、寄せてきたDFの間をドリブルで突破。ペナルティエリア中央に侵入し、左足でゴールネットを揺らした。鈴木にとってはデビュー戦で決めたリーグ・アンでの初ゴール。ストラスブールが勝利を決定付けた。
試合はこのままタイムアップ。待ち焦がれたデビュー戦で鈴木が結果を残し、ストラスブールがリーグ・アン3試合ぶりの白星を記録。残留争いを繰り広げているオセール、スタッド・ブレストも勝利したため今節は降格圏脱出とはならなかったものの、残留圏内との勝ち点差「2」をキープした。次節は23日に行われ、日本代表MF伊東純也が所属しているスタッド・ランスと敵地で対戦する。
【得点者】
1-0 26分 ケヴィン・ガメイロ(PK/ストラスブール)
2-0 71分 ムアマドゥ・ディアラ(ストラスブール)
2-1 76分 ミカエル・バレット(アジャクシオ)
3-1 89分 鈴木唯人(ストラスブール)
By サッカーキング編集部
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