ヴェラッティが今夏にサウジアラビア移籍? [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)所属のイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティに、サウジアラビア行きの可能性が浮上しているようだ。27日、フランス紙『レキップ』やスペイン紙『アス』が伝えている。
現在30歳のヴェラッティは、2012年に母国のペスカーラからPSGに完全移籍加入。ここまで公式戦通算416試合の出場で11ゴール61アシストをマークし、ボランチの主力として合計30個ものタイトル獲得に貢献している。現行契約を2026年6月末まで残している同選手だが、一部ファンからの退団要求や侮辱的な言葉などを受け、他クラブ移籍を検討していることが明らかに。今夏の去就には大きな注目が集まっている。
そんなヴェラッティに、サウジアラビア移籍の可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、2022-23シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア国内リーグ)を3位で終えたアル・ヒラルが、同選手の獲得を狙っているという。現時点で具体的なオファーは提示されていないものの、既にPSG側とのクラブ間交渉は開始されているようだ。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、具体的なクラブ名こそ伏せつつ「ヴェラッティに対するサウジアラビアからの関心は具体的かつ真剣だ」と指摘。近日中に、PSG側および選手側双方との交渉が行われる予定だと伝えている。なお、現時点でヴェラッティ自身は、サウジアラビア移籍に関する自身の考えを明らかにしていないという。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのアル・ナスル加入を皮切りに、元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同国代表MFエンゴロ・カンテ(共にアル・イテハド)ら実力者を次々と迎え入れているサウジ・プロフェッショナルリーグ。ヴェラッティへの関心が明らかになったアル・ヒラルについても、既にセネガル代表DFカリドゥ・クリバリとポルトガル代表MFルベン・ネヴェスの獲得を確定させている。果たして、30歳のイタリア代表MFも今夏にサウジアラビアに上陸することとなるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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