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PSG、今夏3人目の新戦力はウガルテ! 守田英正の“相棒”と5年契約締結、背番号は「4」

2023.07.07

スポルティングでは2シーズンにわたってプレーしたウガルテ [写真]=Icon Sport via Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)は7日、スポルティングからウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテが完全移籍にて加入することを発表した。

 ポルトガル屈指の“ファイター”に成長したウガルテが、欧州2カ国目のステップとしてPSGに加入することが決まった。今夏はチェルシーなどイングランド方面からの関心が報じられたものの、最終的にはPSG行きで合意。クラブの発表によると、契約期間は2028年6月30日までの5年間だという。移籍金は公式に明かされていないものの、フランスメディア『RMCスポーツ』によると、契約解除金の満額である6000万ユーロ(約94億円)の見込みだ。また、背番号は2022-23シーズンまで元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが着けていた「4」に決まっている。

 ウガルテは2001年4月11日生まれの現在22歳。母国のフェニックスでプロキャリアをスタートさせると、2021年冬にはポルトガルのファマリカンに加入。欧州上陸を果たすと、シーズン途中の加入ながらプリメイラ・リーガで20試合のピッチに立った。シーズン終了後にはスポルティングへステップアップ。加入初年度は途中出場も多かったものの、公式戦通算で39試合出場1ゴール2アシストを記録した。翌2022-23シーズンは日本代表MF守田英正とのコンビで主力の座に君臨。公式戦47試合のピッチに立ち、チャンピオンズリーグ(CL)では全6試合にスタメン出場していた。

 また、2021年9月にはウルグアイ代表デビュー。FIFAワールドカップカタール2022のメンバー入りも果たしたが、本大会ではピッチに立てなかった。これまでに通算8試合に出場している。

 加入に際し、ウガルテはPSGのクラブ公式HPを通してコメントを発表。「自分のキャリアにおいて、このようなビッグクラブに加入できたこと、このような素晴らしいステージに立てたことを嬉しく思っている。PSGのためにすべてを捧げるつもりだ」と加入を喜んだ。

 2022-23シーズン、PSGはリーグ・アン2連覇を達成。今夏にはルイス・エンリケ監督の招へいを筆頭に大幅な刷新を実施しており、既に2022-23シーズン限りでインテルを退団していたスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル、レアル・マドリードを退団していたスペイン代表MFマルコ・アセンシオの獲得を発表していた。昨夏にスタッド・ランスよりレンタル移籍で加入したフランス人FWウーゴ・エキティケの買い取りも決まっているものの、新戦力という意味でウガルテは今夏3人目の補強となっている。

 また、クラブは今夏に2年連続となる日本ツアー『Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023』を開催する。7月25日に『ヤンマースタジアム長居』でアル・ナスルと、28日に同じく『ヤンマースタジアム長居』でセレッソ大阪と、8月1日に『国立競技場』でインテルと対戦する。

By サッカーキング編集部

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