PSG残留の可能性が高まっているヴェラッティ [写真]=Getty Images
今夏でのパリ・サンジェルマン(PSG)退団が濃厚とも伝えられたイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティだが、一転して残留する可能性が高まっているようだ。5日、イタリアメディア『フットボールイタリア』がフランス紙『レキップ』の情報を引用して報じている。
現在30歳のヴェラッティは、2012年に母国のペスカーラからPSGに完全移籍で加入。ここまで公式戦通算416試合の出場で11ゴール61アシストをマークし、ボランチの主力として合計30個ものタイトル獲得に貢献している。現行契約を2026年6月末まで残している同選手だが、今夏でのPSG退団も噂されており、去就には大きな注目が集まっている。
そんなヴェラッティにはかねてからサウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・ヒラルが関心を寄せており、選手本人とアル・ヒラルの間では個人合意に達したと伝えられ、移籍濃厚とも見られていた。しかし、今回の報道によると、一転して残留する可能性が高まっているようだ。PSGはヴェラッティの獲得を望むアル・ヒラルに対し、7000万ユーロ(約109億円)を要求したものの、アル・ヒラルはこの要求に応じなかったという。また、PSGはヴェラッティと話し合いの場を設け、残留するよう説得したとのことで、サウジ行き濃厚から一転して、残留の可能性が高まっているようだ。
果たしてヴェラッティは今季、PSG在籍12シーズン目を迎えることとなるだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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