PSGがリヨンを下しリーグ・アン連勝! [写真]=Getty Images
リーグ・アン第4節が3日に行われ、リヨンとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。
前節は“絶対的エース”キリアン・エンバペの2得点などでRCランスを下し、今シーズンのリーグ戦初勝利を飾ったPSG。今節は開幕からここまで1分2敗と未だ勝利のないリヨンの本拠地に乗り込んでの一戦となる。PSGはエンバペ、マルコ・アセンシオ、ウスマン・デンベレが前線を形成。そのほかマヌエル・ウガルテやヴィティーニャが先発となった。対するリヨンはコランタン・トリッソやラヤン・チェルキらがスタメンに名を連ねている。
開始直後の3分にPSGに決定機が到来。前線からハイプレスを敢行し、鋭い出足を見せたウガルテがインターセプトを成功させると、ボックス内でトリッソに倒されPKを獲得。これをエンバペがゴール中央へ沈め、アウェイチームが先手を取った。ボール保持率を高めるPSGは20分、アクラフ・ハキミとのパス交換でボックス内右に侵入したデンベレがカットインから左足でシュート。これは相手GKのセーブに阻まれるも、こぼれ球に詰めたハキミが左足で押し込みネットを揺らした。
2点ビハインドとなったリヨンは31分、敵陣内でのボール奪取からチェルキが強烈なシュートを放つも、GKジャンルイジ・ドンナルンマの好セーブに阻まれる。直後にはPSGに決定機。エンバペが起点となったカウンターからゴール前のハキミにボールが渡るも、シュートはクロスバーを叩き、この日2ゴール目とはならず。34分にはボックス内のトリッソに決定機が訪れたが、右足のボレーはGKドンナルンマのスーパーセーブに阻まれた。
PSGは38分、ウガルテの絶妙なスルーパスに抜け出したアセンシオがボックス内へ侵入し、最後は得意の左足でゴールネットを揺らす。さらに前半アディショナルタイムには、細かいパス交換で中央を崩すと、アセンシオのスルーパスに抜け出したエンバペがこの日2ゴール目を奪い、PSGが前半だけで4点のリードを奪った。
リヨンは後半開始直後、途中出場のママ・バルデがシュートチャンスを作るも、GKドンナルンマの牙城を崩すことはできず。対するPSGは56分、巧みなパス交換で敵陣バイタルエリアを攻略すると、左サイドを駆け上がったリュカ・エルナンデスの折り返しにデンベレが合わせたが、ヘディングシュートはクロスバーに直撃。その直後にはアーネスト・ヌアマが独力突破からシュートを放ったが、またもやGKドンナルンマのセーブに阻まれた。
70分、右CKを獲得したリヨンは、ゴール前の混戦からニコラス・タグリアフィコが倒されPKを獲得。このPKをトリッソがゴール右隅に沈め、リヨンが1点を返した。その後は両チームともにチャンスを作ったものの、DF陣の粘り強い対応もありスコアは動かず。試合はこのまま1-4で終了し、リードを守ったPSGがリーグ戦連勝を飾った。対するリヨンは未勝利が続いている。
次節は16日から17日にかけて行われ、リヨンはアウェイでル・アーヴルと、PSGはホームでニースと対戦する。
【スコア】
リヨン 1-4 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 4分 キリアン・エンバペ(PK/パリ・サンジェルマン)
0-2 20分 アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)
0-3 38分 マルコ・アセンシオ(パリ・サンジェルマン)
0-4 45+1分 キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
1-4 74分 コランタン・トリッソ(PK/リヨン)
By サッカーキング編集部
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