PSG退団が決定的になったヴェラッティ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが、同クラブを退団することが決定的になったようだ。10日、フランス紙『レキップ』やフランスメディア『Foot Mercato』などが伝えている。
現在30歳のヴェラッティは母国ペスカーラの下部組織出身で、2008年にトップチームデビューを果たし、2012年7月にPSGに加入した。同クラブではここまで通算416試合の出場で11ゴール61アシストを記録し、合計30個ものタイトル獲得に貢献してきた。
昨年12月には契約を2年延長し、現行契約は2026年6月30日までとなっているものの、一部ファンからの退団要求や侮辱的な言葉などを受け、他クラブ移籍を検討していることが明らかになっていた。
当初はヨーロッパのクラブへの移籍を希望していたものの、PSGが納得するオファーは届かず、移籍市場は閉幕。そこで以前からクラブ間合意に達していることが報じられていたカタールのアル・アラビに移籍することをヴェラッティも受け入れた模様で、移籍は決定的になっているという。
また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もヴェラッティがようやくアル・アラビと契約を締結することで口頭合意に至ったとして、24時間以内にドーハに向かうことを伝えている。なお、PSGは10日前に合意していた移籍金4500万ユーロ(約71億円)を受け取ることになるようだ。
By サッカーキング編集部
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