リヨンの新指揮官に就任したグロッソ氏 [写真]=NurPhoto via Getty Images
リヨンは16日、ファビオ・グロッソ新監督が9月18日付で就任することを発表した。契約期間は2024年6月30日までとなり、1シーズンの延長オプションが付随している。
リヨンは今季の開幕から1分3敗と低迷。リーグ・アン第4節終了時点で18チーム中最下位に沈んでいる。成績不振を受け、昨年10月からチームを率いていたローラン・ブラン前監督を11日に解任していた。
現在45歳のグロッソ監督は、現役時代に左サイドバックで活躍。インテルとユヴェントスで1度ずつセリエA優勝を経験し、2007-08シーズンと08-09シーズンには黄金期のリヨンでもプレーした。イタリア代表では45キャップを数え、FIFAワールドカップドイツ2006の優勝メンバーにもなった。
現役引退後はユヴェントスのユースチームで指導者キャリアをスタートさせた。その後はバーリ、ヴェローナ、ブレシア、シオン(スイス)で監督を歴任した。2021年3月にフロジノーネの監督に就任すると、昨シーズンはセリエB優勝と5シーズンぶりのセリエA復帰に導いた。しかし、契約満了に伴い、6月30日付で退任していた。
By サッカーキング編集部
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