襲撃に遭い、右側の窓ガラスが破損しているリヨンのバス [写真]=Getty Images
リーグ・アンのリヨンを率いるファビオ・グロッソ監督が、マルセイユサポーターの襲撃に遭い負傷した。30日、フランス紙『レキップ』など、複数の欧州メディアが衝撃のニュースを伝えている。
29日に行われる予定となっていたリーグ・アン第10節・マルセイユvsリヨンの一戦が、開始当日に延期となった。フランスを代表する両クラブによる試合は、『ショック・ドゥ・オランピック』と呼ばれるダービーマッチであり、同国の中でも激しいライバル関係を持つことで知られている。
報道によると、試合のためスタジアムに向かっていたリヨンのバスが、一部のマルセイユサポータによって襲撃された模様。イギリス紙『デイリー・メール』は、同サポーターがリヨンのチームバスに石やレンガを投げつけたと伝えており、割れたガラスの破片がグロッソ監督の目元に直撃し、痛々しい裂傷を負った。
また、今回の襲撃には数十人が関与したと見られ、同クラブのアシスタントマネージャーを務めるラファエル・ロンゴ氏も、殴られるなどの被害を受けたようだ。
By サッカーキング編集部
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