キリアン・エンバペ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が17日、リーグ・アン第16節リール戦の試合後に『Amazon Prime』のインタビューに応じ、キリアン・エンバペのプレーなどに言及した。
エンバペはリーグ・アン第16節リール戦に先発すると、PKを決めて今季16ゴール目をマーク。フランス人史上初となる3年連続50ゴールを達成した。しかし、得点後にゴールセレブレーションを行わなかった。チームもその後、後半アディショナルタイム4分にリールのジョナサン・デイヴィッドに同点弾を許し、連勝が8でストップした。
試合後、インタビューを受けたエンリケ監督は、引き分けに終わったことについて、「フラストレーションという言葉が適切かどうかは分からない。80分間、非常に完璧な試合をしたが、最後の10分でコントロールを失った。リールが私たちのゴールに近づいたとき、彼らのプレッシャーに抵抗できなかった。95分間ベストを尽くさなければならない。繰り返しになるが、非常に良いプレー、良い守備をしたチームとの非常に難しい試合だった。我々は非常に良かったが、この引き分けは残念」と、悔しさを滲ませてコメント。
そして、ゴールセレブレーションを行わなかったエンバペの態度について質問を受けると、「彼に聞いてみなければわからない。私はゴールを祝った」と回答した。
また、フランスの一部メディアからは、エンバペへの依存度の高さと攻撃を整理する必要性があると指摘されている。エンリケ監督はエンバペの役割について質問を受けると、次のように回答した。
「キリアンがセンターフォワードとサイドアタッカー、どちらの役割を担うかは試合によって異なるし、プレーは彼が決める。中央でもサイドでもプレーを選べる完全な自由を持っている」
PSGでの影響力が増していると言われるエンバペに対して、エンリケ監督はかなり自由を与えているようだ。
By サッカーキング編集部
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