RCランス戦で躍動した南野拓実 [写真]=Getty Images
モナコに所属する日本代表FW南野拓実が、ファン投票によるRCランス戦のMVPに選出された。26日、クラブ公式サイトが伝えている。
リーグ・アン第23節が現地時間25日に行われ、モナコは敵地でRCランスと対戦。右サイドで先発出場した南野は30分にゴール前のこぼれ球に反応し相手GKのオウンゴールを誘発すると、2-2で迎えた90+2分にはカットインから左足で強烈なシュートを突き刺し劇的な勝ち越しゴールをマーク。また、得点には繋がらなかったものの、78分にはボックス内のルーズボールに素早く反応しPKを獲得するなど大車輪の活躍を見せた。
3-2の勝利に大きく貢献した南野はファン投票によるRCランス戦のMVPに選出。得票率はポーランド代表GKラドスワフ・マイェツキの3.5パーセント、ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロヴィンの2.8パーセントを大きく上回る89パーセントとなっている。なお、南野は昨年8月のストラスブール戦とナント戦、11月のパリ・サンジェルマン(PSG)戦でもMVPに選出されており、今回が今シーズン4度目の受賞となった。
また、南野は決勝ゴールをアシストしたコートジボワール代表DFウィルフリード・シンゴと共にフランス紙『レキップ』のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)にも選出されている。
チームメイトもRCランス戦での南野の活躍を高く評価しており、ガーナ代表DFモハメド・サリスは「彼が素晴らしい試合をしたことは事実だ。特に勝利をもたらした得点でチームを本当に助けてくれたので、彼のことを本当に嬉しく思っているよ。彼にとってもチーム全体にとっても素晴らしいことだ」と絶賛。スイス代表MFデニス・ザカリアも「彼は信じられないような試合をし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ゴールで僕たちを大いに助けてくれたが、守備でも僕たちを救ってくれる素晴らしい仕事をした。本当に彼による素晴らしいパフォーマンスだったね」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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