フランス代表からの離脱が発表されたグリーズマン [写真]=Getty Images
フランスサッカー連盟(FFF)は18日、アトレティコ・マドリード所属のFWアントワーヌ・グリーズマンが同国代表から離脱したことを発表した。
今月のインターナショナルウィークでドイツ代表、チリ代表との2連戦に臨むフランス代表。現地時間13日にはディディエ・デシャン監督からメンバー23名が発表され、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のFWキリアン・エンバペやミラン所属のFWオリヴィエ・ジルーら“常連組”と共にグリーズマンも名を連ねていた。
現地時間18日の午前中には、フランス代表の拠点施設であるクレールフォンテーヌに合流したグリーズマンだが、今回の活動から離脱し、ドイツ戦とチリ戦を欠場することが決定。FFFはその理由について、先月下旬に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16ファーストレグのインテル戦で負った右足首のケガが完治しておらず、治療と休養が必要であるとの判断が下されたためと発表している。
現在32歳のグリーズマンは2014年3月にA代表デビューを果たし、ここまで国際Aマッチ通算127試合の出場で44ゴール38アシストをマーク。前線の主軸として3度のFIFAワールドカップ、2度のEUROに出場し、FIFAワールドカップロシア2018では優勝に大きく貢献した。デシャン監督からの信頼も厚く、負傷も少ないことから、2017年8月に行われたオランダ戦(4-0)以降すべての試合に出場していたが、今回の離脱により連続出場記録が「84」で途絶えることとなった。
なお、FFFは代替メンバーとして、ラツィオで日本代表MF鎌田大地らと共に活躍するマテオ・ゲンドゥージの追加招集を発表。24歳のMFにとっては一昨年末のFIFAワールドカップカタール2022以来の代表活動となる。
By サッカーキング編集部
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