モナコの2位フィニッシュに大きく貢献した南野拓実 [写真]=Getty Images
リーグ・アンは30日、ファン投票による2023-24シーズンの同リーグのベストイレブンを発表。モナコに所属する日本代表FW南野拓実が名を連ねた。
現在29歳の南野はセレッソ大阪やザルツブルク、リヴァプール、サウサンプトンを経て、2022年夏に最大1800万ユーロ(現在のレートで約30億円)と報じられた移籍金でモナコへ加入。活躍に大きな期待が寄せられたものの、初年度は定位置を掴むことができず、公式戦25試合の出場で1ゴール4アシストという不本意な結果に終わった。
しかし、2年目の2023-24シーズンは中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)の主力に定着し、フランス代表FWウィサム・ベン・イェデルらと共にチームの攻撃を牽引。リーグ・アンでは30試合に出場し9ゴール6アシストという成績を残した。こうした活躍が高く評価され、昨年8月と今年2月にはクラブの月間最優秀選手賞(MVP)を受賞。また、フランス紙『レキップ』選出の2023-24のリーグ・アンのベストイレブンにも名を連ねていた。
この度、フランスのプロサッカーリーグ連盟が主催したファン投票によるベストイレブンにも選出された南野。同選手の他には、パリ・サンジェルマン(PSG)の優勝に大きく貢献し、6シーズン連続でリーグ得点王に輝いたフランス代表FWキリアン・エンバペや、マルセイユ所属の元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン、リヨン所属のフランス人FWアレクサンドル・ラカゼットら錚々たるメンバーが名を連ねている。
ファン投票による2023-24シーズンのリーグ・アンのベストイレブンは以下の通り。
▼GK
リュカ・シュヴァリエ(リール)
▼DF
ブラッドリー・ロッコ(ブレスト)
レニー・ヨロ(リール)
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)
▼MF
南野拓実(モナコ)
ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)
ピエール・レース・メル(ブレスト)
▼FW
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)
ピエール・エメリク・オーバメヤン(マルセイユ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト