EURO2024で3ゴールを記録したミカウターゼ [写真]=Getty Images
モナコがメス所属のジョージア代表FWゲオルゲス・ミカウターゼの獲得に近づいているようだ。11日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
現在23歳のミカウターゼは2017年夏にメスの下部組織に加入し、2019-20シーズン途中にトップチームデビューを果たした。2022-23シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部リーグ)で23ゴールを挙げると、昨年夏にはオランダ屈指の名門アヤックスへ完全移籍。しかし、なかなか出場機会を掴めずにいると、1月にレンタルでメスへ復帰し、シーズン後半戦だけで公式戦14ゴール3アシストをマークした。
そんなミカウターゼはジョージア代表の一員として今夏開催のEURO2024にも参加。全4試合に出場し3ゴール1アシストを記録する大活躍で、ジョージア代表の大会初勝利と決勝トーナメント進出に貢献した。
今夏の買い取りオプション行使により正式にメスへ復帰したミカウターゼだが、レンヌやスタッド・ランス、リヨン、マルセイユなどからの関心が明らかになっており、その去就には大きな注目が集まっている。今回の報道によると、日本代表FW南野拓実が所属するモナコも同選手の獲得に乗り出しており、メスとの交渉を急速に進展させているとのこと。すでにクラブ間での大筋合意が成立しており、移籍金は2500万ユーロ(約43億円)程度になる見込みだという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、モナコとミカウターゼ個人の間で口頭合意が成立していると前置きしつつ、クラブ間での取引は最終段階に到達しており、契約締結が間近に迫っていると指摘している。選手本人はモナコのプレースタイルを好んでいることに加え、チャンピオンズリーグ(CL)への出場が可能なことから加入を希望しているようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト