レンヌ戦で同点弾を挙げた伊東純也(画像は8月のオセール戦)[写真]=Getty Images
リーグ・アン第3節が9月1日に行われ、スタッド・ランスとレンヌが対戦した。
日本代表FW伊東純也と中村敬斗を擁するスタッド・ランスは、リーグ開幕から1分1敗と未勝利が続いている。今季初白星を目指してホームに迎え撃つのは、ここまで1勝1敗のレンヌ。新たに指揮官へと就任したルカ・エルスネル監督の信頼を掴んだ“日本人コンビ”は、今節もスタッド・ランスの両翼として先発起用された。
試合は13分にアウェイのレンヌが先制。しかし、前半終了間際の41分に伊東がチームを救う。スタッド・ランスがレンヌを押し込み、右サイドから伊東がクロスを蹴り入れる。一度は相手にクリアされたものの、セカンドボールを拾って左サイドに展開。ポケットに走り込んできたヤヤ・フォファナへと中村がスルーパスを送り、体を張ったキープから右足でクロスを供給する。すると、マーカーとの駆け引きを制した伊東が頭で反応。ヘディングでネットを揺らして同点弾を挙げた。
さらにスタッド・ランスは、後半立ち上がりに値千金の逆転弾を奪取。右サイドをドリブルで運んだ伊東が相手を引きつけ、ライン際を駆け上がってきたオーレリオ・ブタへと繋ぐ。ワンタッチでゴール前にクロスを送ると、待ち受けていたウマル・ディアキテが豪快なヘディングをお見舞い。マーカーの上から叩き込み、スタッド・ランスがゲームをひっくり返した。
結局、そのまま試合は2-1で終了し、スタッド・ランスが勝利。今季初得点をマークした伊東の活躍もあり、勝ち点「3」を積み上げた。次節は15日に行われ、スタッド・ランスはアウェイでナントと対戦。レンヌは15日にホームでモンペリエと対戦する。
【得点者】
0-1 13分 レオ・エスティゴーア(レンヌ)
1-1 41分 伊東純也(スタッド・ランス)
2-1 48分 ウマル・ディアキテ(スタッド・ランス)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト