代表引退を表明したグリーズマン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードに所属するFWアントワーヌ・グリーズマンが30日に自身の公式X(@AntoGriezmann)を更新し、フランス代表からの引退を表明した。
現在33歳のグリーズマンは2014年3月にディディエ・デシャン監督のもと、22歳でフランス代表デビューを果たした。自身初の国際舞台となったFIFAワールドカップブラジル2014で全5試合に出場すると、自国開催のEURO2016では大会MVPと得点王に輝く大活躍でチームの準優勝に大きく貢献。優勝したFIFAワールドカップロシア2018でも全7試合に先発出場し、4ゴール3アシストという見事な成績を残した。
その後も“レ・ブルー”の絶対的主軸として活躍を続け、EURO2020、FIFAワールドカップカタール2022、EURO2024に出場。国際Aマッチでの通算出場試合数「137」はオリヴィエ・ジルーと並ぶ歴代3位タイの記録となっている。また、約10年間で積み上げた通算ゴール数「44」は歴代単独4位の記録。さらに、通算で38アシストをマークするなど、優れたチャンスメイク力で長らくフランス代表の前線を支え続けた。
グリーズマンは自身の公式X(@AntoGriezmann)に一本の動画を投稿し、自身の心境については「たくさんの思い出を胸に、人生のこの章に幕を閉じる。この素晴らしいトリコロールの冒険に感謝している。また、すぐに会おう」と綴っている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト