アル・ナスルに所属するC・ロナウド [写真]=Getty Images
かつてバレンシアやミランなどで活躍した元フランス代表DFアディル・ラミ氏が、アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのコメントに反論した。30日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
27日に開催された『グローブ・サッカー・アワード』で『最優秀中東選手』に選出されたC・ロナウド。数々のタイトルを獲得してきたスーパースターは、サウジアラビアの地でも衰え知らずなパフォーマンスを披露しており、見事に今回新たな個人賞を手に入れた。インタビューでサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)について問われた同選手は、「リーグ・アンよりも優れている」と発言。両リーグの競争力に違いがあると説明したものの、フランス国内では“リーグ・アン批判”として大きな話題となっている。
そんななか、2023年で現役を引退したラミ氏がC・ロナウドのコメントに言及。『Twitch』でライブ配信を行なった同氏は、「彼はくだらないことを言う。サウジアラビアのディフェンダーたちの画像を見せてほしいんだ。彼がすごいキャリアを歩んできたからといって、何か言えばすぐにそれが真実だというわけではない」と見解を述べつつ、「PRのためだと思う。リーグ・アンのディフェンダーはマシーンだ。彼をリーグ・アンに連れてきたら喰われてしまう」と反論した。
また「C・ロナウド、ご存知の通り私はファンなんだ」と同選手への敬意を示しながら、「私は“チーム・クリスティアーノ・ロナウド”だが、彼は間違いを犯した」と主張。続けて、「サウジアラビアのリーグがフランスより上だと言うと、多くの人が賛同してしまう」と影響力の大きさを危惧している。
By サッカーキング編集部
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