リール戦で公式戦3試合連続ゴールをマークした南野拓実 [写真]=Getty Images
モナコに所属する日本代表FW南野拓実が、ファン投票によるリール戦のMVPに選出された。
リーグ・アン第23節が22日に行われ、モナコはリールとの上位対決に臨んだ。トップ下で先発出場した南野は2点ビハインドで迎えた45＋1分、左からのクロスに反応してゴール前に詰めると、最後はミカ・ビエレスのヒールパスを左足で押し込みネットを揺らす。モナコはその後も南野らを起点にいくつかチャンスを作ったが、最後まで同点ゴールを奪うことはできず、試合は1－2で終了した。
試合には敗れたものの、南野はこれでリーグ・アン第22節ナント戦とチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントプレーオフのベンフィカ戦に続いて公式戦3試合連続ゴールをマーク。また、得点だけでなく、タックルとインターセプト、クロス、ドリブルをそれぞれ1度ずつ成功させたほか、8度のデュエル勝利と2本のシュートを記録するなど、攻守に渡って存在感を放った。
このパフォーマンスが高く評価され、南野は得票率80パーセントという圧倒的な支持を受け、ファン投票によるリール戦のMVPに選出された。同選手がファン投票のMVPに選出されるのは、今シーズン通算3回目となっている。
なお、モナコはリール戦の敗北によって4位から5位に後退。3位ニースとの勝ち点差は「3」に開き、チャンピオンズリーグ（CL）出場圏争いから一歩後退することとなった28日に控える次節は、伊東純也、中村敬斗、関根大輝と3名の日本人選手が在籍するスタッド・ランスと対戦する。
By サッカーキング編集部
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