先発出場を飾った南野拓実 [写真]=Getty Images
リーグ・アン第26節が15日に行われ、アンジェとモナコが対戦した。
ここまで25試合を消化したリーグ戦で13勝5分7敗を記録し、勝ち点「44」の暫定4位につけるモナコ。今季開幕直後は順調にポイントを積み重ねていた同クラブだが、現在は直近の公式戦7試合で2勝のみと満足な結果を得られていない。敵地で2試合ぶりの白星を目指す一戦に日本代表MF南野拓実は先発出場。トップ下に配置された。
試合は序盤からモナコが主導権を握り、7分には南野にチャンスが訪れる。モナコが自陣ボックス内でボールをカットし、ピッチ中央でマグネス・アクリウシェが縦パスを引き出す。華麗なターンでマーカーを引き剥がしながら南野に繋ぎ、ドリブルを仕掛けつつペナルティエリア内へと侵入。鋭いシザーズでマーカーのタイミングを外し、思い切り良く左足を一振り。しかし、シュートは惜しくも枠を捉えきれなかった。
前半終了時点でモナコが放ったシュートは8本。無得点に終わったものの被シュートを0本に抑え込み、圧倒的にゲームを支配しながらハーフタイムに突入した。
60分にも南野がアンジェのゴールに迫る。モナコが敵陣左サイドで囲い込むようにボールを奪取。カイオ・エンリケがボックス手前のミカ・ビエレスに差し込み、ワンタッチで左脇の南野へとフリックする。マーカーと1対1の状況になると、細かいタッチで運びながら左足でシュート。角度の小さい位置からゴールを狙ったが、ボールは相手選手に当たって枠の右に外れた。
そんななか、75分にモナコが均衡を破る。テンポの良いパス交換でボールを前進させ、ラミン・カマラが左サイドに張るカイオ・エンリケへと展開。ゴール前をうかがいながらアーリークロスを入れると、ペナルティエリア内で待つビエレスがマーカーの背後でボールを収める。胸トラップから右足で流し込み、大きな先制点をマークした。
88分にはアクリウシェが冷静にPKを沈めて追加点をゲット。結局、そのまま試合は2-0で終了し、モナコが苦しみながら3ポイントを掴み取った。なお、モナコにとっては15試合ぶりのアウェイ戦勝利。南野はフル出場を飾っている。次節、アンジェは30日にホームでレンヌと対戦。モナコはその前日にホームでニースと対戦する。
By サッカーキング編集部
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