フライブルクがレヴァークーゼンに競り勝った [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第18節が25日に行われ、フライブルクとレヴァークーゼンが対戦した。
リーグ戦20試合を終え、勝ち点37で2位のレヴァークーゼン。24日に第18節を戦った首位バイエルンが勝利を収めたため、両チームの勝ち点差は暫定で10に広がっている。
敵地に乗り込んだレヴァークーゼンは、開始早々に先制点を奪う。4分、中央でパスを受けたラース・ベンダーが、ペナルティーエリアの外から強烈なミドルシュートを放つと、ゴール左隅に決まった。しかし27分、フライブルクのアドミル・メフメディに、ループ気味にコースを突いた右足ミドルシュートをゴール右隅に決められ、スコアは1-1となった。それでもレヴァークーゼンは36分、ゴンサロ・カストロが蹴り込んだ左CKを、シモン・ロルフェスが頭で合わせて勝ち越しに成功。2-1で前半を終えた。
1点リードのレヴァークーゼンは、53分に再び同点に追い付かれてしまう。左サイドからのジョナタン・シュミットが蹴り込むと、ニアサイドに飛んだボールは直接ゴールに吸い込まれた。
2-2とされたレヴァークーゼンは、シュテファン・キースリンクとソン・フンミンに代えてFWの2選手を投入するなど、選手交代で打開を図る。しかし、決勝点を挙げたのはフライブルクだった。90分、1本の縦パスで右サイドを破ると、中央への折り返しに反応したフェリックス・クラウスが右足シュートを決めた。
試合は3-2で終了。フライブルクがホームで劇的な逆転勝利を収めた。敗れたレヴァークーゼンはリーグ戦3連敗。勝ち点を伸ばすことができず、首位バイエルンとの勝ち点差は10となっている。