バイエルン戦に出場した清武 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第20節が8日に行われ、日本代表MF清武弘嗣、同代表MF長谷部誠の所属するニュルンベルクとバイエルンが対戦。マリオ・マンジュキッチとフィリップ・ラームの得点により、2-0で勝利したバイエルンが、12連勝を飾り、リーグ戦無敗記録を45試合に伸ばした。
試合後、フル出場を果たした清武は、「一番悔しいことは自分たちが今までやってきたサッカーができなかったっていうか、やらなかったっていうのが。その言葉が一番当てはまる」とコメントすると、できなかったと答えた理由について問われ、「『できなかった』というか『やらなかった』だと思います。みんなたぶん(相手のプレッシャーが)怖かったと思います。中盤でボール失ったら一気に、バイエルンはカウンターも速いので、そういうのでロングボール中心だったと思う。今日の監督のプランは裏にロングボール蹴って裏にみんな走るっていうプランだったんで、もうちょっと『サッカー』ができればよかったと思います」と試合を振り返っている。
清武には前半4分、右クロスをバイシクルシュートで狙うが、クロスバーに阻まれた惜しい場面もあったが、「俺は点決めないといけないし、決めるチャンスはあったんで」と悔しさを口にした一方、「上手く言えないですけど、自分の出来に関してはここ1、2戦に比べてよかったと思うし、バイエルン相手に自分はできたことの方が多い」と手ごたえも感じたことを述べている。