シャルケのケラー監督が勝利を振り返った [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、アウクスブルクと日本代表DF内田篤人のシャルケが対戦。オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールの2ゴールで、シャルケが2-1と逆転勝利を収めた。なお、負傷離脱中の内田は欠場した。
試合後、シャルケのイェンス・ケラー監督が勝利を振り返った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
ケラー監督は、「厳しい試合だったが、何とか勝つことができた。試合開始から5分で先制されるという最悪のスタートだった。アウクスブルクにうまくやられてしまった。その後も、なかなか試合に入ることができず、動きが悪くてボールがうまく回らなかった。とにかく、良いプレーができなかった」と、コメント。先制を許した試合展開を振り返ったうえで、「そんな中、絶好のタイミングで同点に追いつくことができた。同点弾となったフンテラールのゴールは、(ロマン)ノイシュテッターが良い形でボールを奪って、それをフンテラールが、持ち前のゴールへの嗅覚でしっかりと得点に結びつけたものだ。あのような状況では常にチャンスを窺っていて、さすがとしか言いようがない。また、後半開始直後の逆転弾では、全てがパーフェクトだった」と、フンテラールを称賛した。
そして、「順位表に目をやると、ちょっとうれしくなるね。2カ月前は、シャルケがここまでくるとは誰も想像していなかっただろう。それでも、現状に満足して気を緩めることはない」と、今後を展望した。
なお、15日の同節でレヴァークーゼンが敗れたため、勝ち点47のシャルケは3位に浮上。ボルシアMG戦で黒星を喫した2位ドルトムントとの勝ち点差は1に縮まっている。