ドルトムントが2年連続でCLベスト8…2戦合計でゼニトを上回る

2試合通じてゴールを取り合う展開となった [写真]=Bongarts/Getty Images

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセカンドレグが19日に行われ、ドルトムントとゼニト・サンクトペテルブルクが対戦した。

 ファーストレグは、ドルトムントが敵地で4-2と先勝。セカンドレグは互いに攻め合う展開になると、16分に先制点が生まれた。ゼニトのフッキが右サイドでボールを受けると、中央に切れ込んで左足のミドルシュートで、ゴールネットを揺らした。

 均衡が破られた後も、両チームともにチャンスを作る。1点ビハインドを負ったドルトムントも、38分に左サイドからクロスを上げると、セバスティアン・ケールがゴール前に飛び込み、ヘディングシュートで同点ゴールを挙げた。

 1-1のまま後半を迎えると、互いに勝ち越せない時間帯が続いたが、74分にゼニトが再びリードを奪った。左サイドからドメニコ・クリシートがクロスを入れると、ホセ・ロンドンがダイビングヘッドで合わせ、ドルトムントゴールを破った。

 勝ち越したゼニトは追加点を狙い攻め込むが、ドルトムントも3失点目を許さずにタイムアップとなった。セカンドレグは2-1でゼニトが制したが、2試合合計スコアではドルトムントが5-4で競り勝ち、準優勝だった昨シーズンに続いて、ベスト8入りを決めた。

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