バイエルンのピサーロ(中央)がチームについて語った [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するペルー代表FWクラウディオ・ピサーロが、チームについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
ブンデスリーガで首位を独走するバイエルンは、22日に行われる第26節、日本代表FW岡崎慎司所属のマインツ戦で勝利を収め、同節で2位ドルトムントと3位シャルケがともに引き分け以下に終わった場合、2連覇が決まる。ピサーロは、リーグ制覇について、「(優勝が)いつになるかは本当にどうでもいいことだ。大切なのは、僕たちがタイトルを早く決めて、他の大会に集中できるようになることだ。もう一度、三冠を達成できると確信している。最高のチームに最高の監督がいるからね」と、コメントした。
また、現在35歳のピサーロは、ベテランとしてのチーム内での立場について問われると、「経験は、とても大きく役立っているよ。選手全員が当然、毎回試合に出たいわけだけど、時間とともに1人ひとりがとても大事なんだということを理解できるようになった。1つになることでしか、目標を達成できない。だから、良いコンディションを保って、もらったチャンスを活かすように心掛けているよ」と、話した。今シーズンから指揮を執っているジョゼップ・グアルディオラ監督については、「当然、彼がバルセロナにいた頃にどのタイトルを獲得してきたかは知っていた。偉大な監督が来ることはわかっていた。ほとんど1年くらい経過したけど、彼がなぜそんなに偉大なのか、わかったよ。彼のサッカー哲学やシステム、敵の分析の仕方、その敵に対して自分たちをどう配置するか。一点に集中した仕事ぶりは唯一無二だ」と、語った。
ピサーロは2001年から2007年までバイエルンに所属。チェルシー、ブレーメンを経て、2012年に再びバイエルンに加入した。2013年7月に契約を1年延長し、今シーズン終了時までの契約を結んでいる。