CLベスト16での敗退が決まったシャルケ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF内田篤人所属のシャルケでスポーツディレクターを務めるホルスト・ヘルト氏が、チームについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
シャルケは、18日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、レアル・マドリードと対戦。1-3で敗れ、2試合合計2-9で敗退が決まった。ヘルト氏は、「75分までは全く問題ないプレーぶりだった。しかし残念なことに、それから2回、腹立たしい失点をしてしまった。だが、レアル・マドリード相手にチャンスを与えないのは不可能だ。前半終了間際には、あと少し運が良ければ、クラース・ヤン・フンテラールのシュートでリードすることができていたよ」と、敗戦を振り返った。
そして、ドイツ人GKラルフ・フェールマンについて、「世界クラスのプレーだった。本当にすばらしいファインセーブを何度かしていた。うれしく思うよ。なぜなら、彼はけがで休んでいる期間と、その後出場できていなかった時期に、いつも自分を厳しく鍛えていたからだ。今はその成果が実っている。このように卓越したGKがいることをうれしく思う」と、称賛した。
さらに、ヘルト氏はチームの選手層に言及。「ベネディクト・ヘーヴェデスが負傷してしまい、さらにけが人リストが増えてしまった。彼は肉離れを引き起こし、数週間欠けることになる。これを的確に表現するなら『壊滅的』というやつだ」と、話した。