ブンデス史上最速優勝を決めたバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第27節が25日に行われ、日本代表MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンとバイエルンが対戦。3-1でバイエルンが勝利を収め、勝ち点を77に。バイエルンは7試合を残して、通算24回目(史上最多)となるリーグ優勝を決めた。なお、細貝はフル出場した。
ドイツ史上最速となる、第27節での優勝を決めたバイエルン。リーグ戦19連勝で、昨シーズンから続く無敗記録も52試合に更新しているが、現時点で達成している記録は他にも存在する。クラブの公式HPが伝えた。
以前までの最速優勝記録は、昨シーズンに打ち立てた第28節終了時(残り6試合)だったものの、バイエルンは、翌年に自らの記録を更新。第27節終了時、7試合を残し、史上初めて3月に優勝を決めた。
また、52に伸ばした連続無敗試合数は、リーグ記録を大幅に更新中。ヨーロッパ5大リーグ(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、リーグ・アン)では、ミランが1991年から1993年に樹立した58試合に次いで、2番目の記録となっている。
今シーズン未だ負けなしのバイエルンは、開幕無敗記録も更新。2009-2010シーズンにレヴァークーゼンが達成した24試合を上回り、第27節まで無敗を維持している。
さらに、連続得点記録は64試合に到達。最後に無得点に終わったのは、約2年前の2012年4月、マインツ戦だった。国内記録を更新中で、ヨーロッパ5大リーグでも、バルセロナが2012-2013シーズンに達成した記録に並んだ。
そして、第27節終了時点で積み上げた勝ち点は77。2位との勝ち点差は25に開いている。いずれも、昨シーズンに樹立した同時期の記録を上回るものだ。昨シーズンの第27節終了時は勝ち点75で、2位との勝ち点差は20だった。