開幕から無敗でブンデス連覇を決めたバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第27節が25日に行われ、日本代表MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンとバイエルンが対戦。3-1でバイエルンが勝利を収め、勝ち点を77に。バイエルンは7試合を残して、通算24回目(史上最多)となるリーグ優勝を決めた。なお、細貝はフル出場した。
ドイツ史上最速となる、第27節での優勝を決めたバイエルン。リーグ戦19連勝で、昨シーズンから続く無敗記録も52試合に更新するなど、数々の記録を既に樹立しているが、今シーズン終了時までに達成が期待されるデータが複数存在する。クラブの公式HPが伝えた。
バイエルンは第27節を終えて、25勝2分けと無敗を維持。残り7試合も負けなしで終えると、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝達成となる。なお、バイエルンは1986-1987シーズンと昨シーズンに、1敗でシーズンを終えたことがある。
また、バイエルンにはホームゲーム全勝の可能性も残っている。第27節終了時点で、ホームでは13戦全勝。残り4試合全てで勝利を収めれば、史上初となるホーム全勝を達成する。なお、現在のホーム最多勝利数は16(17試合中)で、1971-1972シーズンのシャルケ、1972-1973シーズンのバイエルン、2008-2009シーズンのヴォルフスブルクが記録している。
さらに、昨シーズンに樹立した4つの記録を、自ら更新する可能性がある。第27節終了時点で勝ち点77のバイエルンは、残り7試合で勝ち点15以上を獲得すれば、昨シーズンの同91を上回る。また、最多勝利数は29勝(34試合中)だが、今シーズンは既に25勝を挙げており、残り7試合で5勝以上を挙げれば、記録更新に。続いて、最少失点記録である18という数字も、現時点で13失点のバイエルンには更新可能。完封試合数は現在16で、昨シーズンの21を上回ることが可能だ。
そして、バイエルンは現在、27試合を消化して79得点を記録しているが、年間101得点の最多記録(1971-1972シーズンのバイエルン)を更新する可能性もある。残り7試合で23得点が必要だ。