フライブルク戦にフル出場した清武 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が29日に行われ、フライブルクと日本代表MF清武弘嗣、同MF長谷部誠の所属するニュルンベルクが対戦。清武は先発、負傷中の長谷部は欠場した。
勝ち点26で並ぶ両者の対戦は開始6分に動く。左CKを得たニュルンベルクは清武がショートコーナーでリスタートするとリターンを受ける。清武は鋭い切り返しで1人をかわすと、タッチライン際から左足でクロス。ゴール前に上がったボールをエマヌエル・ポガテッツがヘディングで合わせて先制する。清武は前節に続き、今季7アシスト目となった。
ホームのフライブルクもすぐに反撃。12分、ロングボールに抜け出したアドミル・メーメディが飛び出したGKの頭上を越えるループシュートを放つも、ポストに当たる。23分、フライブルクは右CKを得ると、パヴェル・クルマシュのヘディングシュートで同点とする。直後にはジョナタン・シュミットのシュートがポストに当たるなど、フライブルクがチャンスを作る。
しかし前半終了間際にニュルンベルクはCKの競り合いでポガテッツが倒されPKを獲得。ヨジップ・ドルミッチが決めて勝ち越しに成功して前半を終える。
後半に入り52分、フライブルクはフェリックス・クラウスがエリア内でポガテッツに倒されてPKを獲得。メーメディが冷静に決めて同点とする。さらに65分にはクラウスがペナルティエリア内右45度の位置から左足で強烈なシュートを決めて逆転に成功する。その後、スコアは動かずフライブルクが3-2で勝利した。
2試合ぶり勝利のフライブルクは4試合負けなしで勝ち点29として13位に浮上。ニュルンベルクは2試合ぶりの黒星で勝ち点26のまま、暫定15位に順位を落としている。なお、清武はフル出場した。