惜しくもCL敗退のドルトムント指揮官「とにかく格別な夜だった」

ドルトムントのクロップ監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが8日に行われ、昨シーズンの準優勝チームであるドルトムントは、ホームでレアル・マドリードに2-0で勝利したが、2試合合計スコアで2-3と下回り、ベスト8で敗退した。

 ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督は敗退が決まった後、「負傷欠場したネベン・スボティッチとハイタッチを交わしたとき、彼はこのチームの一員であることを心から誇りに思うと言っていた。私もまさに同感だね」と、『UEFA.com』を通じてコメント。敗退は決まったものの、チームへの賛辞を贈った。

「選手たちは勝ち抜けを望んでいた。マドリードではそれを示せなかった」と振り返ったが、「今日は100パーセントを示すことができた。今日は明らかに我々の方が上だった。もっとゴールは決められたはずだが、試合と我々のパフォーマンスは格別に良かったので、今日は誰かを責めるつもりはない」とチームを誇った。

 2試合合計スコアで一歩及ばない形だったが、「雰囲気も素晴らしかったけど、チームは早めに希望の灯をともし、まだ何かを成し遂げられる可能性があると示したね。とにかく格別な夜だった」と、充実感を口にした。

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