ブレーメン戦でドリブル突破を図る岡崎(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第30節が12日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツとブレーメンが対戦。岡崎は先発出場した。
ホームゲームに臨んだマインツは開始5分、右サイドのCKを得ると、ブレーメンのニルス・ペーターゼンがオウンゴールを献上。早々に先制する。16分には後方からのロングボールをペナルティエリア内で岡崎が競り合うと、こぼれ球を拾ったクリストフ・モリッツが決めて、マインツが追加点を獲得。
23分、ブレーメンは左CKを得ると、セバスティアン・プリョードルがヘディングシュートを放つが、ゴール右に飛んだボールを岡崎がライン上でクリア。得点を許さない。岡崎は直後に、左サイドからのクロスを胸トラップから巧みなコントロールでコースを作り、ゴール正面からシュートを放ったが、わずかに枠の左に外れた。
チャンスを作るマインツは39分にもユーニス・マーリが決め、3点のリードを作って前半を終える。
後半に入って58分、マインツはカウンターから岡崎のラストパスを受けたマーリがエリア内右で決定機を迎えるが、シュートは左ポストに嫌われた。後半に得点こそ生まれなかったマインツだが、守備陣は完封。3-0の快勝を収めている。
マインツは2試合ぶりの勝利で、勝ち点を47とした。ブレーメンは3試合ぶりの黒星で、勝ち点33のまま。なお、岡崎はフル出場している。