フル出場で2得点を挙げた岡崎慎司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第31節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
2ゴールを挙げたマインツ所属の日本代表FW岡崎慎司には「2」の高評価が与えられた。また、今シーズン初アシストを決めたシュトゥットガルト所属の同代表DF酒井高徳は「2.5」と及第点以上の評価。途中交代したニュルンベルク所属の同代表MF清武弘嗣は「3.5」と採点された。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■酒井高徳(シュトゥットガルト)
対シャルケ戦(3-1○) フル出場
『Sportal.de』
採点:2.5
寸評:シュトゥットガルトの4バックの中では競り合いの勝率が最も高く、堅実に守った。そこに加えて攻撃でも、マーティン・ハルニックの3点目では見ごたえある、そしてクレバーなアシストを決めた。より上の評価をもらうことを妨げてしまったプレーがひとつ。82分、(相手GK)ラルフ・フェールマンと1対1になり、4-1にしておかなければならなかったシュートチャンスで痛恨の失敗をしてしまった。
■清武弘嗣(ニュルンベルク)
対レヴァークーゼン戦(1-4●) 先発出場、68分交代
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:相当な運動量をこなしたが、後半途中で力尽き、アントニオ・チョラクと交代。1-2とされる直前、ニュルンベルク勝ち越しの絶好機で、清武は相手GKベルント・レノに封じられてしまった。日本代表としてワールドカップに出場するのだから、あそこは決めておかなければならなかった。
■岡崎慎司(マインツ)
対ドルトムント戦(2-4●) フル出場
『Sportal.de』
採点:2
寸評:岡崎が決定力を見せた。シュート4本で2ゴール。1点目は(ドルトムントDF)マッツ・フンメルスのアシストもあったが、2点目のヌリ・シャヒンのバックパスを読んだのは見事な嗅覚だった。これ以上の評価(採点:2)を与えられないのは、競り合い26回のうち5回しか勝てなかったため。