マインツ戦に帯同した長谷部誠 [写真]=千葉格
ブンデスリーガ第32節が26日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツと、同代表MF清武弘嗣、長谷部誠の所属するニュルンベルクが対戦。岡崎が1得点を挙げ、マインツが2-0で快勝した。岡崎は90分までプレーし、清武はフル出場、長谷部は負傷離脱中のため欠場した。
負傷離脱中ながら、日本からドイツへ移動してチームに帯同した長谷部が、敗戦を受けて以下のようにコメントした。
長谷部は、遠征帯同について、「非常に難しいですけどね。とにかく、今の自分にできることを考えてやっていくだけですけど、昨日の夜に入る形で、チームの状況もそんなに把握しているわけではない。この1週間でしっかり準備したいなと思います」と、コメント。帯同を求められた際の感想については、「今はまだ、プレーできる状態ではないですけど、自分はヴォルフスブルクで残留争いを経験していますし、そういう経験を他の選手に伝えられたらと思います。そういう話は、監督ともしていますけどね」と、話した。
そして、「当初の予定では、もう少し日本にいる予定だったんですけど」と、明かしたうえで、「でも、ここまでは順調といえば順調だし、これからどうなるかもわからない。だから、いつ頃に復帰(できるか)とかも全然わからない」と、自身の近況を語った。
日本でのリハビリと、現場でチームに帯同することの違いについては、「難しいですけどね。やっぱり、自分がプレーできていないし、貢献できていないという部分では、(チームから)離れていた方が、気持ちの部分で…。何というのかな、こっちに来ると早く(試合を)やりたくなっちゃうので、その辺は難しいですけど。その辺は、前回にミスをしている。自分をコントロールしてやっていきます」と、同じ負傷箇所で2度の手術を強いられたことに触れつつ、コメントした。