ドイツの各地元メディアは、26日に行われたブンデスリーガ第32節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
ニュルンベルク戦で先制点を挙げ、今シーズンのリーグ戦14得点目を記録したマインツの日本代表FW岡崎慎司には、「2.5」と高評価が与えられた。また、同試合でフル出場したニュルンベルクの日本代表MF清武弘嗣には、「攻撃陣の中では最も活発に動いていた」との寸評がついたものの、採点は「4」と伸びなかった。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対ブラウンシュヴァイク戦(2-0○)フル出場
『Sportal.de』
採点:3.5
寸評:非常に活発な役割を担ったが、攻撃では決定的な一撃を生み出すことはできなかった。縦パスが有効な場面で、より確実な横パスを選択するなど、攻撃でブレーキになることもあった。
■岡崎慎司(マインツ)
対ニュルンベルク戦(2-0○)先発出場、90分途中交代、1ゴール
『Sportal.de』
採点:2.5
寸評:典型的なカウンターストライカーとして、ボールタッチ数は予想通りに少なかったが、30分に(ヨハネス)ガイスのフリーキックをヘディングで決め、自身の任務をしっかり遂行した。そして守備でもいい仕事をしていた。90分に(トドル)ネデレフと交代し、ファンの拍手を受けてベンチへ退いた。
■清武弘嗣(ニュルンベルク)
対マインツ戦(0-2●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4
寸評:清武には、今までにもっと良い内容の試合があった。攻撃陣の中では最も活発に動いていたが、最後にほんの少しのツキと味方からのサポートが欠けていた。トータルで4本のシュートに絡んだが、いずれも(相手にとって)大したことのないものだった。