ボルシアMG戦に出場した岡崎 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第33節が3日に行われ、ボルシアMGと日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツが対戦。岡崎は先発出場した。
今シーズン限りでボルシアMGを退団することを発表しているGKマルク・アンドレ・テル・シュテーゲンが本拠地最後の公式戦となり、大歓声に試合前、涙を浮かべる。守護神を笑顔で送り出したいボルシアMGは21分、右CKの流れから右クロスを送ると、ファーサイドにいたアルバロ・ドミンゲスがヘディングで折り返し、マーティン・シュトランツルが頭で押し込み、先制する。
後半に入り52分、マインツはペナルティエリア内左でエルキン・ソトが強烈なシュートを放ったが、テル・シュテーゲンが素晴らしい反応でセーブ。すると直後の54分、カウンターからマックス・クルーゼが抜け出し、右サイドでボールキープ。するとゴール右45度の位置から、左足の強烈なミドルシュートでファーサイドのネットを揺らし、ボルシアMGが追加点を得る。
65分、マインツはエリック・マキシム・シュポ・モティングが右サイドからのクロスをファーサイドから走り込み、ヘディングで合わせて1点を返す。しかし77分にボルシアMGはクリストフ・クラマーが得点し、リードを再び2点差とする。試合はそのまま終了し、ボルシアMGが3-1で勝利した。
勝利したボルシアMGは2連勝。マインツは2試合ぶりの黒星となった。前節、欧州主要リーグのシーズン日本人得点記録を更新した岡崎は、フル出場したが3試合ぶりの無得点に終わった。
【得点者】
21分 マーティン・シュトランツル(ボルシアMG)
54分 マックス・クルーゼ(ボルシアMG)
65分 エリック・マキシム・シュポ・モティング(マインツ)
77分 クリストフ・クラマー(ボルシアMG)