圧倒的な強さでリーグ連覇を達成したバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第34節が10日行われ、今シーズンのリーグ戦全日程が終了した。
優勝は2年連続24度目のマイスター・シャーレ獲得となったバイエルン。3月25日、第27節での優勝決定はドイツ史上最速記録となった。昨シーズン、三冠を成し遂げたユップ・ハインケス監督の後任としてジョゼップ・グアルディオラ監督が就いたバイエルンは、序盤から他チームを圧倒した。その一方で、優勝決定後に1分2敗と失速し、チャンピオンズリーグでも敗退となり、2年連続の三冠は逃した。それでもリーグ戦は4連勝で終え、17日にはドルトムントとのDFBポカール決勝で二冠を狙う。
チャンピオンズリーグ出場権は2位ドルトムント、3位シャルケ、4位レヴァークーゼンが手にした。ヨーロッパリーグ出場権は5位ヴォルフスブルク、6位ボルシアMG、7位マインツが獲得している。
2部降格は17位ニュルンベルクと、18位ブラウンシュヴァイクに決定。ニュルンベルクは2008-09シーズン以来6シーズンぶり、今シーズン1部に昇格したブラウンシュヴァイクは、1年で逆戻りとなった。
2部3位とのプレーオフで生き残りを懸けるのは16位のハンブルガーSV。ブンデスリーガ創設以来、1度も2部の経験がない名門クラブは、11日開催の2部最終節の結果を受け、パダーホルン、グロイター・フュルト、カイザースラウテルンのいずれかと対戦することになる。
■ブンデスリーガ2013-14シーズン順位表
1位 バイエルン(勝ち点90/得失点差71)<CL>
2位 ドルトムント(勝ち点71/得失点差42)<CL>
3位 シャルケ(勝ち点64/得失点差20)<CL>
4位 レヴァークーゼン(勝ち点61/得失点差19)<CL>
5位 ヴォルフスブルク(勝ち点60/得失点差13)<EL>
6位 ボルシアMG(勝ち点55/得失点差16)<EL>
7位 マインツ(勝ち点53/得失点差-2)<EL>
8位 アウクスブルク(勝ち点52/得失点差0)
9位 ホッフェンハイム(勝ち点44/得失点差2)
10位 ハノーファー(勝ち点42/得失点差-13)
11位 ヘルタ・ベルリン(勝ち点41/得失点差-8)
12位 ブレーメン(勝ち点39/得失点差-24)
13位 フランクフルト(勝ち点36/得失点差-17)
14位 フライブルク(勝ち点36/得失点差-18)
15位 シュトゥットガルト(勝ち点32/得失点差-13)
16位 ハンブルガーSV(勝ち点27/得失点差-24)<昇降格プレーオフ>
17位 ニュルンベルク(勝ち点26/得失点差-33)<2部降格>
18位 ブラウンシュヴァイク(勝ち点25/得失点差-31)<2部降格>