ケラー監督がニュルンベルク戦後にコメントした [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第34節が10日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと、同代表MF清武弘嗣、同MF長谷部誠の所属するニュルンベルクが対戦した。シャルケが4-1で勝利を収め、3位が確定。チャンピオンズリーグ本戦出場権を獲得した。なお、内田は欠場で、長谷部はフル出場、清武はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。
試合後、シャルケのイェンス・ケラー監督が勝利を振り返った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
ケラー監督は、17位で2部降格が決まったニュルンベルクについて、「本当に気の毒に思う。少しでも早く1部に戻るために、マネージメントや役員がその敏腕を証明することを願っている」と、話したうえで、「我々が祝って、ニュルンベルクが敗れる。このことからも、サッカーには喜びと苦しみが背中合わせで存在することがよくわかる。それだけでなく、私はトレーナー陣とその他スタッフ全員のシーズン全体を通しての働きに心から感謝したい。常に簡単なわけではなかった。しかし、我々は共に立ち向かって、お互いに支え合い、取り乱さなかった。我々が成し遂げたことは、このような強いチームだけができることだ」と、喜びを語った。
そして、「もちろん、チームには最大の賛辞を送りたい。特に、悪い時期を乗り越えたことに対してね。このようなことが可能なチームは、ドイツにはそこまで多くない。このチームの意志と性格について話していたとき、私はよく嘲笑された。だけど今は、シーズンを3位で終えることとシャルケ史上最高のシーズン後半戦を戦ったことを、信じられないほど誇りに思っている」と、話した。