ハンブルガーSV戦で1ゴールを記録した岡崎慎司(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの各地元メディアは、10日に行われたブンデスリーガ最終節及び11日に行われたブンデスリーガ2部最終節における、日本人選手の採点と寸評を発表した。
ハンブルガーSV戦で1ゴールを記録した、マインツの日本代表FW岡崎慎司に「3」の採点がつけられた他、1860ミュンヘンの同FW大迫勇也にも「攻撃では最も多く絡んでいた」と、及第点が与えられた。また、4カ月半ぶりに復帰を果たした同MF長谷部誠には「5」と、厳しい評価が下されている。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■岡崎慎司(マインツ)
対ハンブルガーSV戦(3-2○)フル出場
『Sportal.de』
採点:3
寸評:低調な内容だった。90分間を通じて、試合に出ていなかったも同然。だが、決めたゴールはワールドクラスだった。その見事な個人技ゆえに、ワールドカップ出場の岡崎は「3点」の評価に値する。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対ドルトムント戦(0-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4.5
寸評:他のヘルタMF陣と同じような出来だった。試合に入り込めず、時として、チームの守備的な布陣にもかかわらず、マッチアップ相手からかなり離れたところにポジションを取ることがあった。
■長谷部誠(ニュルンベルク)
対シャルケ戦(1-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:5
寸評:早い時間帯にマルクス・フォイルナーが負傷交代したことで、ニュルンベルクはシステムを4-4-2に変更した。長谷部は創造性を要求されるポジションを担うことになったが、その努力は報われなかった。マイヤーとの競り合いでは集中力を欠いていたが、ポストに当たるシュートで済んだのは、長谷部にツキがあった。
■酒井高徳(シュツットガルト)
対バイエルン戦(0-1●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4.5
寸評: 競り合いでは弱かったが(33%)、パス成功率70%はまずまず。攻撃では効果的なプレーができず。守備においては、少なくとも致命的なミスはなかった。
■大迫勇也(1860ミュンヘン)
対ウニオン・ベルリン戦(1-1△)フル出場
『Abend Zeitung』
採点:3
寸評:開始8分、大迫に1860ミュンヘン最初のチャンス。それ以外でも、攻撃では最も多く絡んでいた。