レヴァンドフスキがドルトムントでのプレーを振り返った [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントからバイエルンへの移籍が決まっているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、自身のキャリアを振り返った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
レヴァンドフスキは、2010年から今シーズンまで所属したドルトムントでの日々を振り返り、「ポーランドでは非常に充実したシーズンを過ごしていた。でももちろん、知らない国に移ってきたのだから、不安な部分はあったよ。ドイツ語も話せなかったし、ブンデスリーガはポーランドのリーグより格上だから、不安もあった」と、加入当初の時期について言及。「でも、代理人が劣等感を抱く必要はないと励ましてくれて、それが力になった。結果的には、ドイツにうまく馴染むことができたね」と、話した。
そして、困難だった時期を問われ、「加入直後と、最後の時期だ。最初の3~6カ月は、新しいクラブで、初めての国、初めての言葉だったから難しかった。でも、次第に楽になっていったよ。ドイツ語を覚えたから、チームの選手とも話し始めた。それで相手のことがよくわかって、一緒に出かけるようになったね」と、話し、本拠地での退団前最後の試合では、「僕は涙もろい性格ではないけど、あれは特別な瞬間だった。僕の名前を呼んでくれるファンを見た時は、涙をこらえるのに必死だったよ」と、コメントした。
レヴァンドフスキは今シーズン、ブンデスリーガで33試合に出場して20得点を挙げ、得点王に輝いた。来シーズンのバイエルン移籍が、今年1月に発表されている。