セリエA得点王の肩書きを引っ提げてブンデスリーガに挑戦するインモービレ [写真]=Getty Images
ドルトムントは2日、トリノに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレの獲得を発表した。インモービレとクラブは、2019年6月までの5年契約にサインしている。なお、移籍金の詳細は公表されていないもののドイツメディアは、ドルトムントが同選手の保有元であるユヴェントスに1850~1950万ユーロ(約25億6000万円~27億円)の移籍金を支払う見込みであると報じている。
2013ー14シーズン終了後にバイエルンに移籍したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜の確保に成功したドルトムントのミハエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)は、クラブの公式サイトでインモービレの獲得に満足感を示している。
「我々は、チーロ・インモービレというヨーロッパのトップリーグで印象的な活躍を見せたアタッカーを獲得した。彼は柔軟性とダイナミズムに優れたプレーヤーであり、ボルシア・ドルトムントのプレースタイルと完全にマッチするはずだ」
ユヴェントスの下部組織出身であるインモービレは、2008ー2009シーズンに19歳でトップチームにデビュー。2011ー2012シーズンには、レンタル先のペスカーラで現パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティと現ナポリの同国代表FWロレンツォ・インシーニェとともに若手三銃士と呼ばれ、セリエB得点王とチームのセリエA昇格に貢献した。そして、2013ー14シーズンはトリノで22ゴールを挙げてセリエAの得点王に輝き、2014年ブラジル・ワールドカップのイタリア代表23名に選出されている。
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