トークショーに参加した細貝萌 [写真]=NIKEFOOTBALL
『ナイキ イノベーション ハウス』で6月14日に行われたトークショー『プレイヤーズ・フォーラム』に参加した細貝萌(ヘルタ・ベルリン)が今シーズンを振り返り、来シーズンへの意気込みを語った。
「ケガもなくコンスタントにプレーできましたし、いいシーズンでした」と回顧した細貝は、本職のボランチに加えてセンターバックでもプレー。「センターバックでもやれると思っていました。この身長と体格で、しかもブンデスリーガという舞台において、(ヨス・ルフカイ)監督がその役割を与えてくれるというのは、それだけ評価してもらえている証拠だと思います」と確かな手応えを口にした。
一方で好スタートを切りながら後半戦で失速したチームについて「振り返ってみると、チームの出来と自分の出来が比例していました。失点が増えたことはボランチである自分の責任も大きい。そこは今後の課題でもあります」と分析した。
また、ヘルタ・ベルリンへの加入が決まった原口元気は浦和レッズ時代の後輩でもあり、サポートを約束。「彼のポジションには各国代表クラスのいい選手がそろっているけど、その中でも自分でポジションを奪わないといけない。少しでもプレーしやすくなるようにサポートしていきたいですね。彼がいいシーズンを送れれば、おそらくチームもいいシーズンを送れることになると思います」
自身も今シーズンのプレーに満足することなく、さらなる成長を誓う。「来シーズンもケガをせずコンスタントに試合に出たい。その中でチームが今シーズンよりもいい位置にいることができれば、それは自分が成長したということにもなると思います」