ブラジルW杯ドイツ代表から負傷離脱したMFラース・ベンダー [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するMFラース・ベンダーが、ブラジル・ワールドカップでゴールデン・グローブ賞を受賞したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを「世界最高のゴールキーパー」だと称賛した。ドイツ誌『キッカー』が19日、L・ベンダーのコメントを伝えている。
L・ベンダーは、ブラジル・ワールドカップに臨むドイツ代表の予備登録30名にも選ばれながらも、代表合宿中に右大腿部を負傷し離脱していた。
ワールドカップ優勝決定直後のインタビューで、同じく負傷離脱したドルトムント所属のMFマルコ・ロイスや同MFスヴェン・ベンダー、そして自分の名前を挙げるノイアーの姿を見たL・ベンダーは、「テレビの前に駆け寄ったよ。もちろん彼は世界最高のゴールキーパーだけど、それだけではない。周囲に細かい気配りができる人間なんだ」と喜びを見せた。さらに「あの瞬間にそういう事まで考えられるなんて、彼は本当に素晴らしい」とノイアーの人柄を称えた。
「ワールドカップ出場という夢が崩れたのは辛かった」と話しながらも、「でも、ドイツ代表が優勝して本当に嬉しいよ」とコメント。けがの回復状況については順調だと語っている。