主力の移籍報道を一蹴したクロップ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督が、移籍を噂されている主力選手たちの去就について言及した。スペイン紙『マルカ』が23日に伝えている。
クロップ監督は、複数のビッグクラブからの獲得興味が噂されるドイツ代表DFマッツ・フンメルスと同代表MFマルコ・ロイスらについて「彼ら二人がチームを出たいと思っている兆しは全く見当たらないね。私が保障するよ」と、移籍の噂を一蹴。「彼らは新シーズンもここに残る」と話し、2人の残留を強調している。
さらに、移籍報道について具体的な話を語ったクロップ監督は「マッツ(フンメルス)が2000万ユーロ(約27億円)で移籍なんてありえないね」とコメント。同選手の獲得を狙うとされる、日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uへの敬遠を図った。
47歳のクロップ監督は2008年よりドルトムントの監督に就任。2010-11、2011-12シーズンには国内リーグ2連覇を達成するなど、古豪と呼ばれていたドルトムントを覇権奪回へと導いている。