日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのセンターバック2選手に移籍の噂が浮上している。1日、ドイツ紙『Revier Sport』が報じた。
噂の1人目は、内田と同期入団のギリシャ代表DFキリアコス・パパドプロス。同選手に興味を示しているのはレヴァークーゼンで、レンタル移籍での獲得を目指しているという。
そして2人目は、ライバルであるドルトムントから昨年の夏に移籍してきたブラジル人DFフェリペ・サンタナ。同選手に対しては、ハンブルガーSVが名乗りを挙げているようで、パパドプロスと同じくレンタル移籍が望まれているとのことだ。
また、ドイツ紙『ビルト』によると、シャルケのイェンス・ケラー監督は、2選手にオファーが届いていることを認め、移籍に対しても寛容な姿勢を見せているという。しかし、移籍実現には1つだけ条件があるようだ。
「彼らに(移籍の)話は来ている。もし選手が我々のところに来て、『試合に出られる兆しが見えない』と言ってきたら、私は解決策を見出さなければならない。しかし、けが人が多い今のチーム状況を考えると、彼ら2人を同時に放出することはできない」
サンタナに比べて、移籍願望がより強いと言われているのはパパドプロス。同紙は、「パパ(ドプロス)、旅立つ直前」と記しているが、果たして移籍は実現するだろうか。