シャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー [写真]=Bongarts/Getty Images
ブラジル・ワールドカップを制した、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは5日、クラブから与えられていた特別休暇を3日前倒しで終え、チームの練習に合流した。クラブ公式HPやドイツの複数メディアが報じている。
同W杯では1試合の出場に終わったドラクスラーだが「もちろん世界王者になったという実感はあるし、チャンピオンを名乗ることができて幸運に思っているよ。少なくとも1試合プレーできたことは本当に重要なことなんだ。いつか子供ができた時に、それを話してあげることもできるしね」と改めて喜びを語った。
しかしシャルケの一員に戻った今、同選手は来るシーズンに全神経を集中しているようだ。
「僕は若いけど、ワールドカップと2011年のDFBポカールという2つのタイトルを獲得した。もっとタイトルを獲りたいし、僕が持つ『勝者の遺伝子』をシャルケに持ってこられたら最高だね。でもこのチームの中でタイトル獲得に貪欲なのは、決して僕だけじゃない」
シャルケは今夏、攻撃的ポジションの選手MFシドニー・サムやFWエリック・マキシム・シュポ・モティングなどを補強し、スタメン争いは激化している。
将来を嘱望されたシャルケの若き10番は、絶対的な地位を確立すべく、今シーズンの戦いをいよいよスタートさせた。