バイエルンのシュヴァインシュタイガー(左)とラーム(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
今年4月、クラブ初の海外事務所をニューヨークに設置し、その縁で今夏アメリカに遠征していたバイエルンが7日、ドイツに帰国した。
ブラジル・ワールドカップに出場したドイツ代表の6名は、その前日にチームへ合流したばかりだが、遠征最終日に開催されたMLS(メジャー・リーグ・サッカー)オールスター選抜とのテストマッチにも出場している。
そのうちの1人、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーには、代表引退を宣言したDFフィリップ・ラームの後任としてドイツ代表の新たな主将になるのではないかという憶測も飛び交っている。
同選手は記者団に対し「ドイツ代表にはキャプテンを務められる人材が多くいると思う。監督が誰を任命するかは今後を見てみないとね」と前置きしながらも、「僕は30歳になったけど、自分自身はそれよりも少しだけ若いと感じている。経験も積んできたし、今が最も良い年齢だと思う。ただし、見た目は30歳以上かもしれないけどね(笑)」と冗談を交えながら、新キャプテンを務めることに若干の色気も見せた。
またシュヴァインシュタイガーは、W杯優勝について喜びはあるものの、まだ完全には実感できていないことを明らかにしている。
「できるだけ長くスタジアムで優勝を味わいたかったけれど、それは難しかった。たぶん数ヶ月後、あるいはもっと後になって初めて実感できるんじゃないかな」
バイエルンは13日、ドイツ・スーパーカップのタイトルを懸け、ドルトムントと対戦する。