ブンデスリーガもバニシングスプレーを導入へ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガを運営するDFL(ドイツ・フットボールリーグ社)が、ブラジル・ワールドカップでも使用されていたバニシングスプレーの導入を決定した。11日、ドイツ紙『ビルト』など複数の国内メディアが報じた。
同紙によると、当面の間はブンデスリーガ1部と2部で使用されるとのことで、DFLのアンドレアス・レティッヒCEOも「ブラジル・ワールドカップで使われたバニシングスプレーの効果は、非常にポジティブなものだった。だから我々としても、できるだけ早くこれを決定したかったんだ」と、かねてから導入に前向きだったことを明かしている。
しかし、具体的な開始時期についてはまだ決まっておらず、「可能な限り早い段階で解禁する」と同CEOは話す。もちろん、準備さえ整えば、ブンデスリーガ1部が開幕する今月22日から主審の腰にスプレーがぶら下がることもあり得るようだが、『ビルト』は「おそらく年明け後のシーズン後半戦から使用されるのではないだろうか」とし、一定の期間が必要だと見ている。
既にイングランドやスペイン、イタリア、フランスなどヨーロッパ各国リーグをはじめ、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどでも同スプレーの導入が決まっている。