ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントは12日、最高経営責任者(CEO)を務めるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏との契約を延長したと、日本語版クラブ公式HPで発表した。契約期間は2019年12月31日まで。
引き続きスポーツや通信、スポンサー面などで、戦略およびビジネス分野での責任者を務めることとなったヴァツケ氏は、「このクラブのために働けることは私にとって誇りであり、喜びだ。ドルトムントはヨーロッパにおいて、サッカーや経済面でトップレベルのクラブにまで成長した」とコメント。「しかし、ここで満足はしていない」と付け加えると、「ドイツ国内だけでも約1000万人以上のファンがいるドルトムントが情熱的なサッカーを続けながら、健全なビジネス、そして真の愛の象徴となるよう励んでいきたい」と意気込みを語った。
一方、ラインハルト・ラウバル会長は今回の契約延長について、「ヴァツケ氏はこの数年間、ドルトムントの『設計者』であり、これからも偉大なクラブを継続的に発展させていくことのできる人物だ。少なくとも2019年までは、非常に優秀で、人間的にも素晴らしいヴァツケ氏に経営を託すことができる」と喜びを語っている。